第489話 顛末
「にゃーははは!
オカマを掘ったあげく、「オナラ玉」・・・!
イケてるにゃ!
にゃーははは!」
キティルハルム王宮・・・
トラさん着ぐるみパジャマを着た、ナキが床をばんばんとたたく。
「またやったの・・・
母親らしくない戦い方だったの・・・」
ユニィが言う・・・
「クサい戦い方だな・・・
私にはマネできん・・・」
アルナスが肩をすくめた。
「別にいいにゃ。
聖なる魔女の手の内全てを見せる訳にはいかなかったにゃ。」
リケちゃんが、ぶーたれた。
「しかし・・・
可変型強襲揚陸艦・・・
アレいいにゃ。
自分のダイレクトな操作で動くにゃ。」
「しかし、艦同士の殴り合いって・・・」
ジョルジュが、ため息をついた。
「ふッ・・・」
私は、ドレスの上にローブを着た姿だ。
「勝てばいいのよ・・・
しかも相手は、こちらのどうりが通じない相手・・・
ならば、常識を二つ三つすっとばしたっていいでしょ?」
「にゃーははは!
さすが、陛下は話がわかるにゃ!」
リケちゃんは、笑った。
「でも、オナラ玉はやりすぎよ・・・
ユニィのセリフじゃないけど、「女神様」が使う魔法じゃないわね・・・」
「にゃははは・・・
反省するにゃ・・・」
これじゃ、「子孫」は笑えまい・・・




