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第465話 葬儀

「ここに、己の意志を貫きとおして私たちに道を示した、神官エリナーゼはあの世に旅立ちました!

葬儀に出席されている方々だけでなく、全ての方に問います!

なぜ、彼女は死んだのか!?」



「堅物だからにゃ。」


葬儀の生中継を見ていた、ナキは突っ込んだ。


「堅物すぎて死んだにゃ・・・

ま・・・

無駄ではなかったけど。」



「そう・・・

決して間違ってはならないものがあるのです!

気づいて、正せないならマシです!

しかし、気付かないのはいけません!

そのまま、過ちをくりかえします!

彼女は、それを我々人類に示しました!

これは、宗教の教義ではありません!

リケ神が、常に申されていることなのです!」



「あーあ・・・

リケちゃん・・・

ひきつってるにゃ・・・」



「石化」したリケの顔が・・・


「そして、彼女はこれを私に託し、「破壊してくれ」と言い残しました!」


教皇は、記録装置を取り出した。


そして、全神波動(オーラ)を持ってして握りつぶす!


「これが彼女の願い・・・

自分のことをこの世に残さぬこと!

ゆえ、私たちは何ができるでしょう・・・?

それは、今は戦うこと・・・

人同士が、奪い合い傷つけあっている暇などありません!」



「まったく・・・

道化だにゃ。」


居間で、「スパークリングワイン」をあおるナキ。


ぴんぽーん・・・


呼び鈴が鳴る。


「ナキちゃーん!」


「・・・にゃ・・・

マイカさんにゃ・・・」


「「ペンギンさん着ぐるみパジャマ」もってきたよぉ~!」


ナキの額からは、滝のように汗が流れた・・・



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