表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
446/3270

第431話 エリザべス・ウズドガルド

「待て、この泥棒猫!」


騎士服を着た少女が、人猫ワーキャットを追いかけていた。


「待てと言われて待つバカが、いるかい!」


「・・・・・・

アレ・・・

パルパスだ・・・」


そう・・・


パルパスが、採掘されたばかりのクリスタルを、風呂敷包みに入れて逃げていたのだ。


「地下資源を盗むなんて・・・

ウズドガルド領って、そもそもボーキサイトやクルスタルなんかの鉱物で栄えてるから失業者なんていないはずじゃ・・・」


「大魔王パルパス!

はずかしくないのか!

こんなアホな盗みをして!」


少女が怒鳴る。


「恥を知れ!」


「返せソレ!」


少女の背後に、熊人ワーベア犬人ワードックなんかの鉱夫たちがわめいている。


「こんな奴やっちゃってくだせえ!」


「取り返してよ!」


「わかったわ。」


少女は、剣を抜く。


「どなたでもいいので、警察に連絡を。

相手は大魔王。

捕縛は不可能でしょう。

しかし、盗まれたものは取り返します!

「レミナリア」の名にかけて!」


「う・・・うひゃあ・・・

支持率高そうな、時期大公様だ・・・」


パルパスは、額の汗を拭った。


「どうする?」


私が、ジョルジュに訪ねた。


「お手並み拝見といこうか。」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ