第413話 再戦!
「にゃああああああッ!」
小さい魔女が、はたきにまたがって、神波動と魔法力を込める。
「だりゃあああああッ!」
助走してジャンプ!
そして、大空を滑空する。
「やったにゃ!」
「・・・なんだろう・・・
このアニメ・・・」
リヒャルト陛下は、愕然とする。
「ヒットアニメ・「ま」女の宅急便にゃ。」
ナキが答える。
今のナキの姿も、意外とイケるのではないか。
評議委員のローブの下は、ロングスカートだ。
胸元には、金の鈴をあしらったチョーカーが・・・
そんな感じで、応接間での世間話をしていると、騎士が数名飛び込んでくる。
「へ・・・陛下!
狼藉者です!」
「今、いきます!」
私とユニィ、ナキは、それぞれ杖を構える。
じゃきッ!
リヒャルト陛下も、剣を構える。
「この神波動・・・
大魔王パンパ○スとやらだ。」
「誰が、パンパ○スだ!」
そこに、ローブをまとった猫人が・・・
「猫邪神ノワール様配下・・・
「怠惰の大魔王」パルパスだっての!」
「・・・猫のくせに、気が短いな。」
「「猫」だからだ!」
なんだろう・・・
この掛け合い漫才・・・
「もしかして・・・
「怠慢勝負」は、負け知らず?」
「そうそう・・・
って・・・
僕が、怠け者だっていってるのか!?」
「うん。」
パルパスの額に、欠陥が浮かび出た。




