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第372話 コスプレ大会
「なんだにゃコレ!?」
ナキが、今着ているのはフリフリの黒いゴスロリ服・・・
「ゴスロリ服。」
「見りゃわかるにゃ!」
ナキは、自分でオバハンと言っているが、十代半ばと言っても通用しそうだ。
「これを、合法ロリとかいうのよねえ・・・」
マイカさんは、ナキを穴が開くほど見ている。
「じゃあ・・・
これは・・・?」
「にゃ?」
セーラー服だった。
「あちし・・・
職人にゃ・・・
美○女戦士じゃないにゃ・・・」
「あ・・・
そういえば・・・
セーラー服をこの世界で着たのは、この国の王妃様だっけ。」
数少ない、キティルハルムの王。
その中で、突出していたのが、ライル二世。
船に関する発明を、多くした人で、彼の妃が水兵服にスカートをはいたのがきっかけだとか。
次は、エプロンドレスだ。
「って・・・!
これこそ、アリス向きにゃ!」
外見と中身のギャップがすさまじい。
「しかし・・・
なんで、あちし・・・
マイカさんに気にいられてるにゃ?」




