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第36話 それでも見たい世界がある
「「環境」が、壊れていたって・・・
そんな地球に行ってどうするの?姉様・・・」
ミナが、尋ねた。
「あなたが、「小説家」で、多くの本を読んでいるならわかるはず。
世界を救った勇者たちは、なんて言っていたかしら。
「この世界に価値があるか?」「愛に価値があるか?」と問われて返した言葉は・・・」
「「それでも護りたい世界がある・・・」?」
「そう。そして、私は誓った。
必ず行くと・・・
今の地球は、多くの星々と戦争と和解を繰り返し、「銀河連合」という国家の盟主になっているという・・・
少なくとも、「地球人」には、逢えるわ。
私たちは、無理でも、何代か後には。
「それでも見たい世界があるから。」」
「ミリアム様は、かつてのご自分亡き後の「故郷」を見たいんですね・・・」
イリアが言う。
「ええ。
でも、ライテスができなかったことでもある。
私は、軌道エレベーターの建材である、炭素建材の開発に成功した。」
そのとき・・・
「だあッ!」
抱いていたユニィが、私の胸にしがみついてきた。
「ありゃ?おっぱい?」
こくんと、うなずく。
乳房を出し、ユフィの口許に近づける。
乳首にむしゃぶりつくユフィ。
「うーん・・・前世以来の念願がかなった・・・
昔、ショタ亭主との間に、こんなかわいい子供が欲しかったんだァ・・・」
しみじみと、幸せを感じる。




