第349話 ナキ受難!1
ナキは、アマチュア主婦小説家マイカ・ヤマの自宅に向かっていた。
「まったく・・・
ミナ様にも困ったもんだにゃ・・・
こんなこと、ヴィブリオにやらせればいいのに・・・」
ナキは、ミナの運営する小説サイト「ノベラ」での書籍化通知をもってきたのだ。
「マイカさーん!」
呼び鈴を押し、呼び出しをかける。
無反応だ。
「しょうがないにゃ・・・」
言うと、懐から瓶を二本取り出す。
「陛下謹製「エンペラーコブラ一週間ヤレるぜ」にゃ。
疲れてるって言ってたから・・・」
そのころの王宮・・・
「なーい!
私の精力剤!
今夜、イリアとしようと思ってたのに!」
私の脳裏に、もって行きそうな人物がピックアップされる・・・
「あんの泥棒猫め・・・
どーしてくれよう・・・!」
その夜・・・
「これって・・・
確かに私、疲れてるって言ったけど・・・
さて・・・
更新更新・・・」
マイカは、個人端末に向かった。
彼女は、地球でいうところのロシアンブルー種で、青みがかったグレーの髪と耳、尻尾、そしてグリーンの瞳の持ち主だ。
「用法容量は、守らないとね・・・」
少し考え、マイカはミリアムにメールを送信した。
マイカさんは、ある方をモデルにしました!
このエピソードは、彼女の割烹でのネタからです!




