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第333話 レーザー測定器1

これは、地球での開発経緯を説明するか・・・


「地球ではね・・・

まず、弱いレーザーしかできなかったのよ。」


「なんでにゃ?」


「うーん・・・

実弾兵器が主流で、魔法がなかったからね・・・

リシテアールでは、魔法力や神波動オーラを直接変換する方法がみつかったから、すぐに兵器に使用できた。」


「ってことは、アホなくらい電力を消費するにゃ・・・

だから、しょぼい光を何かに使えるかと・・・?」


「そうね。」


ファクトリアの問いに答える。


「でも、光は光・・・」


「確か、速度だけなら、リシテアールを一秒で、七周するとか・・・」


ガイレスが言う。


「あんたみたいな「脳筋」でもわかる科学知識にゃ。」


「うるさい!

マッドサイエンティスト!」


「にゃーッ!

無礼にゃ!」


「やめッ!」


「「・・・・・・」」


ケンカをはじめようとした二人を、諌める。


「そこでこれよ。」


私は、ふところからルビーを取り出した。


「こ・・・これは・・・

上物のレーザー収束用ルビー!

これだけで、一万ノワールするにゃ!」


「トラルティールでは、十万ノワールするわ。」


「ちッ!

宝石の価値のわからん連中にゃ!」


「とにかく、より長く、より遠く、より「物体の破壊力」の弱いレーザー収束器をつくって!」


「や・・・やってみるにゃ・・・」


キティルハルムでは、宝石の価値は「実用品」としての価値なのです。

それゆえ、宝石の装飾はありません。

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