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第3212話 進捗
深淵の図書館・・・
「しかし・・・
ミリアム女王もやるねえ。」
司書神は、モニターを観ながら言う。
「ははは。
よもや、自国の経済をも巻き込みましたか。
これは、デウス宇宙全体をも巻き込むやもしれません。」
司書神と話していたのはシンだった。
「しかし、君は帰って仕事をせねばなるまい?」
「あ!」
シンは、今回の一件を書くようにミリアム女王に言われていたのだった。
「ははは・・・
成功報酬と印税でつられました。」
「まったく君は・・・」
そのときだった。
「探したにゃ!
この三文作家!
今度姿消したら缶詰にゃ!」
「なぬッ!?」
怒鳴りこんできたのは、リケ神だった。
がしッ!
ずるずるずる・・・
リケ神は、シンを引きずっていく。
「あんたの計画での仕事は物書きだけじゃないにゃ!
このニート作家!」
やがて、彼らは消える。
「まったく・・・
あのシンという人は何者でしょう・・・」
ノワール神がぼやいた。
「僕も君よりは付き合いは長いよ。
けど・・・
君の子孫になっているとは思わなかったよ。」
「ですね・・・
しかし「神」としての姿も珍妙で・・・」
なにせ「キティルハルムの民」をベースに、黄金竜の翼と尾が生えるのだから。
「まあ、知識のあるミリアム女王のことです。
どでかくやるでしょう。」
ノワール神が苦笑した。
リケ:さあ!
ガチに缶詰にするにゃ!




