第3208話 ファクトリア型造船量産システム
「こんなのどうにゃ?
あちしのオリジナルより落ちるけど、これで艦隊構造をつくる速度は抑えられるにゃ。」
帳面型電子端末で設計図を出すファクトリア。
「ライセンス料はいらんにゃ。」
それを言ったとき・・・
「ぐええ・・・
何するにゃ、ナキ閣下・・・」
いきなりハン〇ングベアーをキメたナキに抗議するファクトリア。
「これが大したモンでないならいいにゃ。
けど・・・
わかってるにゃ?
これは我がキティルハルムの民を「ここにあり!」と示す国家プロジェクトの一環にゃ。
いいかにゃ?
あんたは「強制的に」受け取る義務があるにゃ。」
「うう・・・
さすがナキ閣下・・・
アホでも「商工ギルドマスター」やってるにゃ・・・」
そう。
「そうです。
これまでこのシステムはあなたの「私物」でした。
「公共」で使われることになるのです。
「ファクトリア型造船量産システム」と命名しましょう。」
私は言う。
ドック内で隔離フィールドを形成。
金属粒子を散布。
プログラム通りに、フレームを形成する。
そういうシステムだ。
これでフレームと各種兵装・部品をバルカン重工で生産。
宇宙空間のドックで組み立てるのだ。
「あんたも大概のアホにゃ!
こんなときくらい「役に立つ」仕事をするにゃ!」
しかし・・・
首をキメられ、ファクトリアは伸びていた。
「ただ・・・
ドックや基地が手狭ですね。」
「エニルのところに話をつけにいくにゃ。」
すごいシステムつくっていたんですよ。




