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第315話 宗教審問

キティルハルム闘技場・・・


ここで、久方ぶりのイベントが開かれた。


「宗教審問」いや「神権侵害裁判」だ。


すでにリケちゃんは、壇上にいる。


その両隣に、私と教皇がいる。


「これより、「神権侵害裁判」を始めるにゃ!

アトランティア枢機卿アルコン・ノヴァ!

あなたは、再三にわたり神聖にして人によりそう神リケ・ミケランジェロ神に対して、当人が拒否しているにも関わらず、立て続けに「リケ教団」の設立を要求したにゃ!

これは、上司でありアトランティア正教の主神ルカ神を裏切る行為でもあり、まさしく「神を冒涜」する行為であり許しがたいにゃ!」


アリシア・ミケランジェロが、声をあげた。


歴代の「商工ギルドマスター」は、「宗教審問官」も兼ねている。


「なお、リケ神とアトランティア正教会との間に交わされた「契約」を破り、彼女の業務を妨害したことで、刑法では、「威力業務妨害」にあたるけど、不問にされるそうにゃ。」


「・・・・・・」


まさか、自分が伝説の「宗教審問」を受けるとは・・・!


アルコンは、唇を噛んだ。


「ただ、関係者の証言から、あなたの奥方から「離婚届」が提出されたとあるにゃ・・・

また・・・

先日の遺伝子情報鑑定に、怒り狂った娘さん・・・

神官エリナーゼさんは、子宮摘出手術を受けられたそうにゃ!」

娘さんは、子孫を残すことを拒否しました・・・

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