第3200話 ミケランジェロ一族の巣窟
職人街・・・
「お客さん!
このヒヒイロカネとアダマンタイトのハイブリッドリューター・・・
お安くしておくにゃ!」
「このハンマー・・・
なんと!
かのナキ閣下が使っているシロモノにゃ!」
けたたましい職人たちの商魂・・・
いや、職人人魂が響く。
「ミケランジェロ一族って・・・
祖がミケランジェロ神だけに、職人が多いのですね・・・
しかも・・・」
「はい。
「濃い」連中ばかりでしょう?」
言い淀むハルカ神に、私は言う。
「え・・・
ええ。」
「しかもです・・・
よく見てください・・・」
見ると・・・
他の氏族は、わずかしかいない・・・
「こ・・・
これは・・・」
そこで・・・
「お気づきになられましたか。」
ニヤニヤとした顔のシン。
彼は大量のエナドリとつまみを購入し、コンビニの袋を下げていた。
「そう・・・
ここは「王都」であるにもかかわらず、誰もが用がある場合のみにしか近寄らないのです。」
「え?
それでは商売は成り立たないのでは?」
仰天の顔のハルカ神。
「「用がある場合」と申しました。
できれば、「商店街」にも行きます?」
シンは、悪魔のように笑った。
お前・・・
「神の化身」だろ?
「いやあ・・・
人の生活はこれだからやめられません。
ニート作家もどきですが、稼げていますし。」
こいつ・・・
私も正体に薄々気付いていたが・・・
まさか創造神族の転生体だとは・・・
濃すぎます。




