第3198話 機動兵器隊修練
どがああああああああああああああんッ!
ちゅどおおおおおおおおおおおおおんッ!
キティルハルム機動兵器隊の朝はけたたましい。
海猫隊隊長のお気に入りの目覚ましだ。
なんでも爆薬や爆裂魔法の音を録音した「うるさすぎる」代物だ。
「う・・・
うるさいにゃ・・・」
海猫隊の一人が目覚ましを止めようとする。
「朝だッ!」
「今日も元気よく!」
「訓練だッ!」
最近、ここにはトラルティールから来た青銅騎士待遇の女性パイロットたちがいた。
「元気ですねえ・・・」
人鼠のパイロットが呟く。
「なんの!」
「僕らの仕事の資本は体力!」
「それが人狼ッ!」
そう。
トラルティール軍は、空戦部隊の投入を決めたのだ。
「「「にゃーにゃにゃにゃにゃ~」」」
海猫隊が海岸を走る。
「「「にゃーにゃにゃにゃにゃ~」」」
復唱して走る人狼部隊。
狼だが尻尾を振っているではないか。
「さ・・・
さすが体力バカの種族です・・・」
「はい・・・」
「あと、いろんな意味であれについていけるとは・・・」
げんなりしている人鼠たち。
「散歩でもしているつもりでしょうか・・・」
「あながち間違っているとも言えません。」
私と一緒に見学するハルカ神が言う。
「ほとんど犬・・・」
「は・・・
はは・・・」
獣人族では騎士向きで、トラルティールやラムンセン王家にはけっこうな血が混ざってるとか・・・
ノリのいい人たちです。




