第3181話 作家の正体
「おい!
三文作家!
あぶねーにゃ!」
名指しでシンに怒鳴るホームズ。
神兵たちの攻撃をのらりくらりとかわすシン。
「ふッ・・・」
シンは右手を天に掲げる。
「戦闘化!」
その姿は、黄金の竜の角と鳥の翼である。
「にゃ!?
あんた!?
創造神族にゃ!?」
「いきますよ?
女王直属捜査官殿。」
シンの姿は、ベース自体が黒猫系の一級貴族なのでシュールだ。
「奥義!
霊力崩壊!」
神兵を砕くシン。
「いやあ・・・
かなり前から「神」の記憶は戻っていました。
おかげでもうけさせていただきました。」
「ガチ神にゃ!?」
「そうです。
ただし・・・」
神兵を蹴り飛ばすシン。
「創造神帝の影ですが。」
ネタに困らないワケだ。
「あと・・・
どーするにゃ?」
「そうですねえ。
創造神帝様が敵の神殿に向かっておられるようです。
フツーに戦われるなら、単独でよいのですが・・・」
シンはメガネを押し上げる。
「特殊な戦いなら、私と言う「影」がいないと無理なのですよ。」
「にゃ!?」
「この姿は、「シン・アストラル」とお呼びください。」
ひょひょうとした物腰であり・・・
まるで惑星神のような気軽さだ。
「これまで私は、人間族に転生してきましてねえ。
まあ、今生は存外おもしろい。
なにせ、キティルハルムの民ですから。」
シンは、右手から爪を出す。
「神格化したせいか、ここも先祖返りしたようです。」
エナドリを一気飲みする。
三文作家の正体が!




