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第3152話 現評議員最凶

「なんでもありの評議員・・・

金剛石頭ダイヤモンドヘッドのナキ・ミケランジェロとはあちしのことにゃ!」


ナキがふんぞり返る。


様になっている。


ただし・・・


着ている物が三毛猫の着ぐるみでなければ。


「神々さえも・・・

その頭蓋骨を破壊する術を疑い・・・

陶器用の土からアルミニウム生成する女にゃ!」


「アホか!

あれは、ボーキサイトでしょうが!」


私はツッコむ。


なんとことはない。


陶器に使うと金属並みになる土の話を聞いたこいつが、電撃魔法ボルトブレイクでアルミニウム生成しただけである。


「さて・・・

次は・・・」


ドリルアーム記憶装置を別のモノに換装する。


「サイエンスにゃ!」


ぎゅるるる・・・


「にゃーッ!」


螺旋を描く雷撃!


「「「ぎゃあああああああああああああああああああああッ!?」」」


神兵の銃砲撃隊が、丸焦げになりながら吹っ飛んでいく!


「見たにゃ!?

理科ドリルの威力を!」


しかし、着ぐるみのせいでやたらシュールだ。


「あ・・・

アホな武器にゃ・・・

あちしの代よりはるかに発展しているのに、なんてアホな武器を・・・」


ミケランジェロ神は、啞然とする。


「にゃーははは!」


「子孫には・・・

大魔王に火炎瓶をぶつけて火炎魔法をぶっ放したヤツもいたというにゃ・・・」


ミケランジェロ神は、ドン引きしている。


「誇りをお持ちになられるがいいにゃ!

初代様!

あなた様は、こんなスゲー一族の「母」にゃ!」


最凶の評議員は、迫力のない着ぐるみ姿でない胸を張った。


アホを物理で・・・

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