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第3136話 神獣鍋

「さて・・・

ノワール様によく逢いに来られた魔導士がいました。

確か、トラルティールと言いましたか・・・

彼に敬意を表してこの奥義をば・・・」


アルム神は、構える。


「彼の末裔・・・

トラルティアの腹心の奥義ですが・・・」



それを見ていたキティルハルムの騎士たちは驚く・


「あれは・・・

アルナス卿の技の構えだぞ!」


「まさしく!」


「あのお方はキティルハルムの騎士の母だ!

やれる!」



ゆらりと踊るように構え・・・


「ティアムレットバーストをアルムがやる・・・

さしずめ・・・

「アルムレットバースト」ですかッ!」


アルム神は、踏み込み、神狼の群れに斬りかかる!


「み・・・

見ろッ!」


キティルハルムの騎士の一人が言う。


アルム神の踏み込みの跡がかなり大きく残っていた。


そのまま、真っすぐに走り抜けた。


次の瞬間・・・


「「「ごあああああああああああああッ!」」」


神狼たちは無数の肉片となっていた。


「これで、一食分の食費が浮きました。

さあ、私は鍋の仕度をいたしましょう。」


そこに、熊神たちが襲ってくる。


「ごちそうですね・・・」


アルム神は、目をギラリと光らせた。


「はッ!」


右手を一閃。


「ぐはッ!」


熊神は炎の爪で切り裂かれていた。


「神となっているキティルハルムの民の大半は建国世代。

猫の身体特徴を強く残しています。

つまり・・・

爪があるのですよ。」


アルム神の右手からは爪が生えていた。

「敵」を食うってか!?

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