表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3238/3270

第3135話 始祖の騎士

鎧をまとった一人の黒猫系の女性が進み出る。


「我が名は・・・

アルム!

キティルハルムの全ての騎士の母!

今は・・・

護戦神なり!」


ここで、熊神が襲ってきた。


「この私は・・・

キティルハルムでは熊殺しとして知られているが?」


言うと、アルム神は強烈な神波動オーラを放ち、熊神の「お宝」に大穴を開けた。


「な・・・

何を・・・」


言いかけた熊神の首を一瞬ではねる。


「こうして刎ねた熊の首は・・・

金で鋳造されました。

王家の至宝となっています。」


アルム神の剣は、血で汚れていなかった。


「キティルハルム剣術一の型・・・

居合抜きです。

この速度を越えるのは、トラルティール騎士団流だけです。」


たった一人で斬りこむ。


「うれしい限りです。

こうして子孫に恵まれ・・・

銃士や魔導師といった優秀な者たちの母となったことは・・・

それと・・・」


ずらりと並ぶ巨大狼神を見る。


「おや?

狼ですか・・・

そういえば、歴代の女王にも、旅の途中に狼を仕留めて鍋にして食った者もいると聞きました。

さぞや・・・」


びくッ!


狼たちは目に見えてビビった。


「美味なのでしょうねえ・・・」


両手で剣を構える。


「こ・・・

コワい・・・」


「なんだよ・・・

この女・・・」


狼たちは狼狽している。


「害獣は始末しませんと・・・

野生動物で善良なのは、「熊さん」とその一族だけですねえ。」



バーサーカーな女神!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ