第3122話 時空神VS時空神
アテナ神が率いる攻撃艦隊・・・
「アテナ様!
前方・・・
時空断層です!」
従属神ニケが、報告する。
「厄介ですね。」
キティルハルム連邦艦隊旗艦戦艦ミリアリア・・・
「ならば・・・」
私は呪文を唱え・・・
「司書神時空撃!」
艦から放った。
しかし・・・
簡単に消し飛んだ。
「にゃ?
陛下の時間魔法が!」
ナキが驚く。
「これでわかりました。
敵のふところに我々が飛び込もうとしても無駄です。」
「どーいうことにゃ?」
ナキが尋ねる。
「タルタロス宇宙でもありましたよ。」
「!!!
って・・・
まともに行こうとすると、何万年もかかるにゃ!?」
「ええ。
神波動閃熱砲を撃ってもいいですが・・・
地表には守備艦隊がびっしりいますね。
防がれて終わりです。」
その時だった。
「こ・・・
この神波動は!
大地母神ガイア様と時空神クロノス様!?」
そう。
総旗艦パルテノス艦橋の上に、ガイア神とクロノス神が出現した。
「でてこい。
この宇宙の時空神よ。
このような姑息な盾で敵を阻もうとはな。」
クロノス神は、砂時計を飾りにした杖を振るう。
なぜか、少年の姿だ。
「くくく・・・
よもや混沌神族が出てくるとはな。」
時空断層の向こうから時空神が現れた。
「我が名は・・・
時空神ウォッチ。」
時空神登場!




