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第3119話 黒猫のウィズ

「・・・

今度は、こちらに任せるそうです。」


マーリンが呆れた口調で報告する。


「ふふふ・・・」


ぽきぽき・・・


指を鳴らす。


「私も、あの建国期の英雄アルム・・・

もといアルム神の血をひいていたわけですね。

血がたぎってしかたありません。」


ウィズは・・・


ぼきッ!


妙な音がする。


「折った!

痛い!

あの敵艦隊のせいです!」


逆ギレ御礼である。


「それ・・・

ナキ閣下の持ちネタだったのでは?」


マーリンは、ツッコんだ。


「全艦・・・

魔導砲発射準備!」


準備が完了したところで・・・


光輝大熱砲シャイニングエクスキャノンッ!」



タイラス艦隊旗艦旗艦・エクシード


「総熱量・・・

一千度・・・

後続の敵艦隊・・・

消滅です・・・」


「うひゃあ・・・

すごいね・・・

あの艦隊って魔法特化?」


ユニコにタイラスが聞く。


「女王陛下自身も、強力な魔法使いと聞きます。

まあ・・・

あの艦隊の指揮官は黒猫のウィズと呼ばれます。」


俄然興味が湧いてきたタイラス。


「女王様ってどんな人?」


その時、ウィズからデジタルデータが送られてきた。


「ローブ・・・

ジーンズ?」


「飾りっけないな・・・」


「あるワケないです。」


通信でウィズ。


「我がキティルハルムは、宝飾品は持ちません。

ほとんどの貴金属は論外。

機械の部品か、錬金術の材料です。」


「質実剛健?

ってか・・・

女王様って・・・

魔法使い?

科学者?」


タイラスが尋ねる。


「兼任されています。

ミリアム女王陛下はその両方を兼ね、「総合導師」と呼ばれます。

さあ。

進軍を続けましょう。」

ウィズの本領発揮!

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