第3117話 三賢人無双!
「むむッ!」
艦隊司令・戦神王レビアスは、キティルハルム連邦艦隊から出撃した三機の機動兵器を見た。
「いきます!」
「了解だ。」
「うん。」
がちッ!
三人は、同時に記憶装置をコンソールに挿入する。
三機は融合して、ガンダール・トリニティⅡとなる。
「ユニィ!
「流星雨」リフトオフ!」
「了解なの!」
巨大な「流星雨」が戦艦ミリアリアから離脱。
ガンダール・トリニティⅡとドッキングする。
「さあ・・・
つづいてください!」
私は、先陣をきる。
レビアス艦・・・
「ミサイル!?
神波動レーザー!?
なんだと!?
小規模な機動兵器で武器庫のようだ!」
レビアスは戦慄する。
「あ・・・
ああ・・・
我らは・・・
猛者の艦隊を敵にまわした!
お・・・
終わりだ!」
いう間にも・・・
流星雨の巨大な神波動剣が、一隻の戦艦を一刀両断にした。
体当たりする機動兵器もいるが・・・
「させないよ。」
ジョルジュの張る神波動盾に阻まれ、爆散する。
「攻撃は最大の防御。
されど、防御もまた最大の攻撃。
陛下の受け売りだけどね。」
ジョルジュが、ニヤリと笑った。
パルテノス艦橋・・・
「やるじゃねえか。
あの猫共・・・
あんな隠し玉を持っていやがったとは。」
アレス神が腕を組んでいた。
「興味深いな。
本来、あれは単体で使う物とみた。」
さて・・・
ようやくビビり始めた敵の本部。




