表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3198/3270

第3095話 女王出陣!

「さあ・・・

私が出ますか・・・」


私は、すっと悠久の図書館(エターナルライブラリ)を構えて飛ぶ。


「いッ!?」


「マジ!?」


アルナスとジョルジュがドン引きしている。


私は、こっちのジョーカーかよ。


裁きの吹雪(ジャッジメントブレス)!」


その吹雪は、敵艦隊を凍結。


瞬時に粉々にしていく。



敵艦隊・・・


「な・・・

なんだと!?

あの黒猫・・・

凍らせた物質をそれごと「砕いて」いるというのか!?」


指令は絶叫した。


「は・・・

はい!

恐ろしい魔法です!」


オペレーターが悲鳴をあげる。


「やはり宇宙間侵攻は間違いだったか!」


彼は、アビス宇宙の中でも慎重派だった。


「ガルス神が、和平派を急速にまとめ上げた理由がわかるというものだ・・・」


そもそも、あの黒猫・・・


攻撃しない者には、攻撃をしかけてこない。


「なめられておるのでしょうか?」


「違う。」


指令は、バッサリと斬り捨てる。


「あれは・・・

「攻撃するな!」という警告だ。

人間の戦争の力学にもあろう。

「軍隊とは、攻めると守るためだけでなく・・・

「攻めれば、痛い目に合う」と思わせることが目的である」と。

彼女は、それをやっているだけにすぎん。」


「攻めさせない防衛ですか・・・

そこに気付かないとは私も浅慮でした。」


「では・・・

彼女なり、指揮官の女神なりに通信を。

これ以上損耗しては話にならん!」



軍隊の仕事は、戦うだけじゃないんです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ