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第3092話 剣士の総合導師
そのとき、一機の機動兵器がアルナスに襲い掛かった。
しかし・・・
その機体は一刀のもとに斬られていた。
「ふん。」
アルナスは、刀を納める。
「居合抜き・・・
やるわね。」
私は言う。
「なんだい?
それ?」
ジョルジュが聞く。
「刀剣を抜きざまに、敵を斬る奥義よ。
かつての地球では、神奥義だったけどね。」
アルナスは構える。
「さあ・・・
この私の奥義を見せてくれる!」
ゆらりとアルナスは、刀をかまえ・・・
「奥義!ティアムレットバースト!」
無数の剣戟が、艦隊を部品と金属塊に分解する。
「この私を、科学導師・魔導師とみて油断せぬことだ。
そうでなければ、こうなる。
むろん・・・」
そのまま印を結び、刀に雷撃を付与する。
「奥義!
覇王雷電剣!」
雷撃の剣戟が、艦隊を切り裂いた。
「僕ら・・・
でてこなくてもよかったんでない?」
ジョルジュが言う。
「オーバーキルだよ。」
「でも、指揮官は必要ですよ。」
私は、女王の爪を展開する。
「黒猫女王爪!」
一撃が敵艦隊を襲った。
「な・・・
なんだ・・・?
あの三人の亜神は!?」
敵艦隊の提督は、仰天していた。
アルナスは、万能なのです




