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第3089話 自由神、無双
「自由・・・
それは義務を伴うにゃ。」
黄金の鎧のリケ神に対して、銀色の鎧をまとったニケ神。
彼女は、聖書を開く。
「リケ聖書に、こうあるにゃ。
「他者の自由を侵さぬ限り、その者の自由は保障される。
されど、同じ志を持つ者と共に歩むこともできる。」
言うと、ニケ神の神波動が高まる。
「さあ・・・
「自由」を汚した罪は・・・
「神」でも逃れられんにゃ。
少なくとも・・・
この自由神ニケ・ミケランジェロが目の前にいる場所では・・・!」
それを、アメテはジークアックスのコクピットから見ていた。
「す・・・
すげえ神波動!
アレでも「神」ということか・・・」
やがて、聖書を持たぬ手が輝く。
「自由の審判!」
振り下ろした手から、消滅の神波動がほとばしり・・・
敵艦隊の一角を消し去る。
「ウソ・・・
見かけによらないわねえ・・・
神ってのは!」
そのときだった。
艦隊全てが到着したのは・・・
キティルハルム連邦艦隊旗艦ミリアリア・・・
「さすがですね。
少女然としていても「神」ですか。」
私が言う。
「生まれながらの「神」は違うにゃ。
しかも、あのクセの強い母親と陛下に育てられれば・・・」
ファクトリアが言った。
「さあ。
ここの陣を敷きましょう。」
これより、アテナ神の本隊やタルタロス宇宙艦隊もくるはず。
ニケ神、初陣!




