第3084話 凶悪な生物兵器
「敵艦隊中央・・・
巨大要塞確認にゃ!」
ナキが叫んだ。
そこで・・・・
ファクトリア印を結んだ。
大量に物々しい「ハリセンボン?」が出現する。
「ま・・・
まさか・・・
あちしが異世界からお土産にもってきた・・・
「ハリマンボン」にゃ!?」
ナキの顔色が変わる。
「棘はオリハルコン・・・
毒はもってないけど・・・
体内で反物質を精製するにゃ。」
これは凶悪な生物兵器だ。
「にゃーははは!
かつては敵といえど、陛下や神々の庇護に入った奴らにゃ!
助けなければ、猫がすたるにゃ!」
表情が「それはウソ」だと言っている。
「さあ!
いくにゃ!」
ファクトリアは、この剣呑な「ハリマンボン」を大量に転移させる!
敵機動要塞・・・
「な・・・
なんだコレは!?」
一様に敵神聖騎士たちは驚き、剣を抜き、銃を構える。
「だあああああああああああッ!」
爆裂魔法を連発するが・・・
ちゅどーんッ!
何匹か爆発し、数名を肉片へと変える。
「こ・・・
これは・・・
反物質!?」
そこで、斬りかかったり殴りかかる者もいるが・・・
「ぎゃあああああああああああッ!
か・・・
堅いッ!
あの棘・・・
オリハルコンかッ!」
ミリアリア艦橋・・・
「なあ・・・
相手の要塞が悲惨なことになっているのだが・・・?」
ガルス神が、通信で言ってきた。
「アホがやらかしました。」
私は、ファクトリアの首根っこを掴んだ。
「にゃーははは!」
「「神をも恐れぬマッドサイエンティスト」と呼ばれる凶悪な総合導師です。」
やった!ついに!




