表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3185/3270

第3082話 兆し

そんなときだった。


「主だった方々は指令室にお集まりください!」


マモセットの声が響いた。



指令室・・・


「ガルス神なのですね?」


私が言う。


「はい。

即急に来てくれと!」


私は目を見開く。


「では・・・

キティルハルム連邦艦隊出撃!」


私は声をかける。



指令室・・・


「よりによって、最凶の艦隊ですね。」


アテナ神が言う。


「なんでです?」


アメテが質問した。


「我々の宇宙では、キティルハルムの民は・・・

最も容赦がない者たちです。

特に・・・

総合導師ファクトリアを見たでしょう。」


「「猫」そのものでした。」


アテナ神は、アメテを見る。


「でも・・・

陛下は・・・」


「まともなほうです。」



アビス宇宙・・・


「ガルス様!」


「うろたえるな!」


ガルス神艦隊は、主神側の艦隊に蹂躙されていたが・・・


「艦隊転移!

特徴から・・・

キティルハルム連邦艦隊です!」


ガルス神は、内心喜んでいいやら絶望していいやらという心境だった。


なぜなら・・・


「敵」が一方的に蹂躙されて壊滅する様が予測できたからだ。


「わからんものよ。

本来味方だったものが敵となり、敵だったものが味方になるとは・・・」


その言葉は、艦橋全ての者の心境を代弁していた。


戦況とは生き物である。

わからんものです・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ