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第3079話 交渉の仕度

「今頃、ガルス神はミリアム女王の狙いに気付いているころでしょう。」


アテナ神が、もなかを食べつつ言う。


「じゃあ・・・

アテナ様?

こっちの有利に?」


「ええ。

まあ・・・

軍師や司令官としての私は必要なかったかと存じますが。

とはいえ・・・

ガルス神か誰かが、使節を送ってくるのが望ましいですが、そうはいかないでしょう。」


うーむ・・・


うまそうだ。


「コレ・・・

「山吹色のお菓子」です?」


アメテが聞く。


「ええ。」


ともかくだ。


「しかし・・・

オーバーキルじゃねえか?」


アレス神が言うが・・・


「何を言われます?」


私はニヤリと笑う。


「猫」さながらに。


「弱い犬は吠えます。

しかし・・・

なつっこい犬なら、保健所に収容される前に誰かが拾ってくれます。

が・・・

吠えまくれば・・・」


「殺処分されるってか。」


「ええ。

ガルス神は物わかりのいい神と見ました。

とはいえ・・・」


「全部、「それ以外の弱い犬」は徹底的に・・・ね。」


「おっかねえな・・・

猫系は、おめえといい・・・

リケ神といい・・・

バステト神といい・・・

苛烈なヤツばっかりだな・・・」


「そうでなければ守るものも守れませんよ。」


「!!!」


ドン引きしているアレス神。


「ってか・・・

和平交渉向きの人材は・・・」


そう言うと・・・


一柱ひとりの女神が進み出る。


「私にお任せを。」


「お・・・

おめえかよ・・・

ハルカ神・・・」



でました!

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