第3067話 一時撤退?
「敵艦隊、撤退!」
マモセットが報告する。
「もうこないかもですね!」
アメテが言うが・・・
「そうとも限らん。」
「そーなんですか?」
アルナスの反論に、アメテが聞き返す。
「いかにも。」
私は悠久の図書館を振るって説明する。
「中には、立て直しをせずにいきなり再侵攻する者もいるのです。」
「げ!
こっちでは、こういう防衛戦・・・
得意になっているような・・・
でも、それで前回の「細菌兵器」ってつくったのは・・・」
思い出してファクトリアを見るアメテ。
「あちしにゃ!」
ドヤ顔のファクトリア。
「あれは、コロナをぶっこんだにゃ。
ああいうのは、ワクチンや薬をつくるのは、そうとう時間がかかるにゃ。
科学導師や科学神を動員しても。」
「そうなんだよ。
少なくとも、立て直しできないと戦いにもならなくなる。
しかし・・・
陛下・・・
アルナス卿・・・
似たような無茶な侵略した国家に心当たりがあるのかい?」
ジョルジュが聞いてきた。
「時代遅れの覇権主義を唱え、国を潰してまで小国を攻め滅ぼそうとする国家を見ました。」
「ああ。
世界の半分は、小国の味方だったが、その筆頭を名乗った「王」は「失言王」「ブラフ王」とも呼べたな。」
「ええ。
結局、その王は、国民に「反逆者」呼ばわりされていたようです。
国というレベルの自治領と本国の良好な関係の場所に行き、「買い取る!」などと言ったり。」
「私もあの王は嫌いだったな。」
あの国ですわ!




