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第311話 昔日の魔法研究

「ナキさん・・・

オナラ玉・・・

公開しちゃだめなの・・・」


ユニィは、ナキに説教していた。


「うう・・・」


ユニィにとっては、母が昔しでかした「黒歴史」である・・・


「正式記録は、「悠久の図書館(アカシック・レコード)」だけでいいの・・・」


「あれって・・・

チェシャ猫さんに脅されて、封印したんだよね・・・」


私は、思い出した・・・





王太子時代・・・


「な・・・なんなんですかあなたは!?」


王宮の私の研究部屋に、唐突に現れた、人猫ワーキャットもどき・・・


「ん?

異世界の古代種?」


彼女は、爪を出したり引っ込めたりしている・・・


「・・・・・・」


私は、金剛石ダイヤを合成してみた。


からんからん・・・


「ね!?

どうやったの!?」


「え・・・?

空気中の二酸化炭素を分離して・・・って・・・!」


彼女は、金剛石ダイヤをいくつもつくっていた・・・


「じゃあ、こういうこともできるよね!」


どごんッ!


軽めの爆発だったが・・・


「わ・・・わーッ!

だ・・・

だめッ!

今、「オナラ玉」の魔法実験してるとこ・・・!

「トリチウム爆発」はやばいって!」


や・・・やばい・・・


酸素濃度が濃くなったところで、爆発なんかおきてみろ!


大惨事になる!


「今度やったら、引っかくからね!」


「や・・・やらないよ・・・って・・・

まさかあなた・・・」


「そう!

私は、伝説の「チェシャ猫」なのです!」


名乗ると、彼女は「消えて」いった・・・


「おい!

そこのミケネコ!」


「にゃッ!?」


ナキがいた。


「他言無用よ!」


「わ・・・わかったにゃ!」



という訳である・・・


「念のためにユニィには、教えておいてよかったけど・・・

まさか、リケちゃんに教えていたとは・・・!」


「で・・・出来心にゃ!」


「バカなの・・・

この人・・・」


「うぐッ!」


ユニィの一言が、ナキの胸に突き刺さった。


実は、「オナラ玉」の初出はここでも名が出ている「ある人」とのかけあいで生まれたネタです。

また、ある「サ〇ヤ人」の技からです。

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