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第3066話 悪辣!

「むん!」


ジョルジュのコントロールで、敵主力艦隊を嬲っていく。


「悪辣な・・・」


アメテが言うが・・・


「上には上がいるさ。

ミケランジェロ一族の産んだ悪魔の頭脳・・・

彼女がね。」


ジョルジュは、ファクトリアを見た。


「照れるにゃ。」


アホだ。


「そのうち・・・

僕のおもちゃよりとんでもないものを作り出すかもしれないな・・・」


「まったくだ。」


アルナスが言った傍から・・・


「思いついたにゃ。

「王水弾」にゃ!」


「「「げ!」」」


三賢人が同時に絶句した。


「王水ってなんです?」


アメテが聞く。


「最強の金属溶解液です。

金でも溶かします。」


「げ!」


私が説明すると、アメテがドン引きした。


「それって・・・

生物はただじゃすまないんじゃあ・・・」


「ええ。

フツーの強酸でも、直に触れれば皮膚を壊します。」


その声をよそに・・・


「問題は・・・

笑いインフルエンザとかといっしょに使うと・・・

そっちが相殺される点にゃ・・・」


ぶつぶつ言うファクトリア。


しかし・・・


いきなり手をポンとたたく。


「独立して使えばいいにゃ。

にゃーははは!」


くッ・・・


気付いたか!


「これだから頭のいいアホは困りますよ・・・」


マモセットが、額を押さえる。


「やれやれ・・・

おっかないものをよく平気でつくれるものだ。

シールド艦のような画期的な兵器を開発しておきながら・・・」


アルナスがため息をついた。

金は、酸やアルカリにも溶けません。

しかし・・・

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