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第3062話 迎撃

そんなときだった。


突然警報が・・・


「陛下!

敵襲にゃ!

至急、指令室にお越しください!」


モニター画面の向こうで、情報士官が言う。


「わかりました。」


私は、一旦ローブを脱ぎ、艦内服を着たあとで再びローブを着る。


「指令室?

機体か戦艦の艦橋じゃなくていいんです?」


「いいんですよ。」


私はアメテを伴って歩きだす。


そして、そこには神々や上級指揮官が集まっていた。


「マモセット。

状況は?」


「はいッ!」


人鼠ワーラットのキティルハルム宇宙軍の軍服をきた少女が答える。


「くくく・・・

ここは僕に任せてくれない?」


ジョルジュが、「悪そうな」表情で言う。


「また「おもちゃ」を使うのか?

悪趣味な。」


アルナスがドン引きしている。


「もっと悪趣味だよ。

ここにあの人がいるから。」


ジョルジュの視線を追うと・・・


「にゃーははは!」


「げ!」


バカ笑いをするファクトリアと、げんなりするナキ。


「ジョルジュ様のおもちゃに今度は、「笑いインフルエンザ黒死病ウイルス」を仕込んだにゃ!」


「「げ!」」


私とアルナスは「石化」した。


「黒死病って、「ペスト」ですか?」


アメテが聞いてきた。


「ええ。

こっちとタルタロス宇宙には、ワクチン投与済みだけど・・・」


説明し始めると、アメテはイヤそうな顔をする。


「ジョルジュ様・・・

あなたの「おもちゃ」に「笑いインフルエンザ」を組み合わせるだけでも凶悪なのに・・・

「ペスト」も混ぜるんですか?」


「僕に言うな。

上には上がいるということだ。」


さらに凶悪!

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