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第3061話 女王による指南

「ぷははは!

それでアルナスにしごかれた!

災難ですね。」


私は、その様子を想像して笑った。


「笑い事じゃないです!

だって・・・

あの人、三賢人では肉体的に最強でしょ!」


「まあね。

けど・・・

構えてみなさい。」


アメテは、構える。


「覚えた技でも、我流でもいいから打ち込んできなさい。」


「はい!

奥義・五月雨!」


アメテは、全力で無数の攻撃を叩きこむ。


そこだな。


「キティルハルム王家奥義!

女王の演舞(ノワールロンド)!」


「わああああああああああああああッ!」


ん?


加減はしているけど・・・


的確に攻撃でこっちの攻撃を相殺してるな。


そこで手を止める。


「うへえ・・・」


「やりますねえ。

大方、「ティアムレットバースト」をかわせるようにするかモノにするかっていう修行をさせられていたのですねえ。」


これは逸材だ。


「酷いんですよ~・・・」


ここで私は笑う。


「まあ・・・

私があなたの師・アロームの上司であるリケ神の師だとすると・・・

どうでしょう?」


ニッと笑う。


「だ・・・

大師匠!?

でも陛下って・・・

王立学校の校長だって聞いたことも・・・」


「ええ。

彼女を生徒として学ばせ、社会基礎を叩きこみました。

もちろん武術も。

ただねえ・・・」


「ただ?」


「神々に後に叱られましたよ。

「師」としてどういう教育をしたのかと。」


「ぷくく・・・

そーいうのカンケーないじゃないですか!

信念ならともかく、それらって「個性」でしょ!」


「そうですねえ・・・」


意外に強くなっていた!

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