第3049話 つまりは・・・
「つ・・・
つまり・・・
リシテアールの文明は、まず「やりたいことをやって、科学的な機械システムが完成したら「置き換えor魔法と融合」ってのを繰り返しやってきたんだよ!」
唐揚げさんは、むせながら説明する。
「そうです。
そうして結果・・・
機動兵器のコクピット内や戦艦から魔法を放つのも可能です。」
私は解説する。
「この技術・・・
提供いただけますか?
あと、我々には神波動変換技術しかないので。」
ケト女王が要請してくる。
「そうくるとわかっておられたみたいで・・・」
フェアリー士官が、タブレットを見せる。
「あの~
いいのですが、この方は?」
「わが軍の士官でフェアリーです。
「妖精」だけに。」
「さ・・・
サムい・・・」
ケトシー士官が呟く。
「こんな簡単に・・・」
「意外に、盲点なのですよ。」
そうしていると・・・
「陛下!
海天使システム稼働にゃ!」
ナキが報告してくる。
「これは・・・
かなり微妙なチョイスね。」
「いくつもの愛重ね合わせて」である。
モニター画面に変形した戦艦ユニィティアが、神波動盾を展開して敵艦隊を「殴る」様子が中継される。
「・・・
王太子殿下・・・
お強いですね・・・」
ケト女王が冷や汗をかく。
「あれでも次期女王ですからね。
帝王教育はしていますよ。」
またえぐいチョイスを!




