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第3048話 科学的バイアス

「仮に・・・

科学的バイアスとしましょう。

これは・・・

ここまで発展しているモノだから、自分の持つモノは持っているはずだという思い込みですね。

あなたがたは、我々が自分たちより強いから当然「自分たちと同じ発展をしてきたはずだ」と思い込んだ。

事実、リシテアールは航空機に頼らず発展した。

ここで、古代の宇宙戦艦が発掘され、反重力推進を「いきなり」入手し、「空中戦艦」を開発。

機動兵器テルナハルの系統なども実は「飛行魔法」で重力下を飛ぶわけです。」


みな、一様に驚いていた。


「やがて、鳥人族や竜族の科学導師の理論提供もあり・・・

他星と同等の飛行能力を得るにつながりました。」


そこで、唐揚げさんが話始める。


「いや・・・

リシテアールでは驚いたぜ。

民間航空機が一切飛んでいないんだぜ。

飛空船が、観光地の空を周回しているだけだよ。」


そのまま続ける。


「そのくせ、最初は魔法で走っていたリニアモーターカーが、ちゃんと機械で走るようになっていったんだ。

バケモノみたいな科学者や錬金術師がゴロゴロいやがる。」


言ったとき・・・


唐揚げさんの首が掴まれた!


「ぐえッ!」


頭上を見ると・・・


「ファ・・・

ファクトリア閣下・・!?

いつの間に背後にまわった!?」


神波動オーラを消して移動したにゃ。

アンタも変に神波動オーラに慣れ切ったにゃ。」


かなり視線が冷たい。


「もっとちゃんと解説するにゃ。」

いや、意外とリアルな話。

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