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第3047話 キティルハルムの兵器思想2

「しかし・・・

勝つためには、多少の犠牲は必要ではないのですかな?」


一柱ひとりの神が言う。


「確かに。

でも・・・

「可能な限り」減らすことも重要にゃ。

だから、こういう「小規模攻撃」用の兵器がいるにゃ。」


ファクトリアが説明し、次の映像を出す。


「これなるは・・・

可変機にゃ。」


戦闘機のような形態と人型を自在に切り替える・・・


「これにより、思わぬ攻撃を避けたり、意表をついた行動・・・

高速移動が可能にゃ。」


皆が渋い顔をする。


海猫隊チームシーキャッツの機体だったからだ。


が、次の言葉で仰天する。


「実のところ・・・

我が惑星は、機械による航空技術が発達したのはつい最近にゃ。

なんせ・・・

機動兵器テルナハルやウチにおけるその前身「魔装騎士ルーンナイト」が完成するまで・・・

空中戦艦や飛行魔法・・・

あるいは竜族に乗せてもらって飛ぶくらいの発想しかなかったにゃ。」


「そ・・・

そこまでいってようやく!?」


そこで私が言う。


「必用は、発明の母と言います。

これまで、「ジェット気流」に乗って飛ぶのは「机上の空論」とされてきました。

そこで、海猫隊チームシーキャッツにこの機体で試験をさせ・・・

軍民両用の航空技術のデータを採りました。」


そう・・・


「そうか・・・

機械に頼らずとも「飛行」が可能だったから発展しなかったのか・・・」


科学導師然としたケトシー系の高官が言った。


魔法で飛んでいればそうなります。

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