第3040話 現状報告
ケトシー宮廷・・・
「・・・と、いうわけで・・・
我々は、現在防衛要塞を建築中です。
進捗は・・・
60%ほど終了しています。」
ミリアム女王が、仮想スクリーンから報告する。
「うむ。
ご苦労。」
シェス神が労う。
「それも、リケ神やアメテ少尉といった増援あってのことです。」
「謙遜がすぎるぞ?
そなたなら、相手の力量次第では、なんとかなるであろう?」
その異次元の会話に、ケトシー王国の廷臣たちはふるえあがった。
「か・・・
神どころか、王さえこれか・・・!」
「陛下の判断とはいえ、早々と味方についてよかった・・・」
他にも・・・
「こんなに強いのか・・・」
とか・・・
集まったタルタロス宇宙側の神々も驚嘆している。
「しかし・・・
シェス神よ。
一段落したと思ったら、すぐに要塞建設か?
いくらなんでも、建設速度が速いのではないか?
キティルハルムのギルドマスターが「増援」に向かったとはいえ・・・」
神の一柱が言う。
「うむ。
そもそも、キティルハルムの民は最初から技術集団だった。
だから建国の速度もはやかったのだ。
初代女王の弟子であった初代評議会メンバーは、学習欲旺盛で、それぞれの分野の天才だった。
だからこそ、女王が彼らの意見を聞き指針を決めようとしたことから「評議会」は誕生した。」
シェス神が返答した。
「それに・・・
優れた軍は、優れた工兵も兼ね・・・
優れた災害救助隊にもなります。」
ミリアム女王は、目を細めた。
「猫」さながらに。
メンタルは、日本人マインドです。




