第3029話 初陣!アメテ
最前線・・・
「いくよ!
ジークアックス!」
アメテの声と共に、新型機ガンダール・ジークアックスが咆哮をあげる!
バックパックの突起を引きぬくと、神波動の斧が形成される。
「でりゃあああああああああああッ!」
ジークアックスの斧が、敵機を破壊する!
が・・・
「アメテ!
後ろ!」
サブコントロールを担当する、球形ロボットのカロが忠告する。
「え!?」
だが・・・
「縦円座斬り!」
ガンダール・ミリアリアⅡが現れ、背後から襲ってきた機動兵器を脳天から蹴りで「切り裂く」!
「油断大敵ですよ。」
「ミリアム様!」
だが・・・
「これ・・・
回転かかと落としでは?」
「よく言われます。」
アビス宇宙艦隊・・・
「ええい!
あれだけの大艦隊を送ったのに、やられてしまうとは何事だ!」
次なる艦隊総司令は、ジャマ・イカン将軍であった。
懲りずに、たて続けに攻略艦隊を送ってきたのだ。
そこで、まだ現場にいたキティルハルム艦隊が応戦したのだが、ここでアテナ艦隊とリケ艦隊がアメテを連れて合流したのだ。
「アメテ。
ここで質問です。
しつこく絡んでくる相手をあきらめさせるには、どうしますか?」
ミリアム女王が質問した。
「徹底的にボコります!」
「よろしい。
では、そういたしましょう。
ユニィ!
「流星雨」、リフトオフ!」
「はいなの!」
超巨大な機動兵器が戦艦ミリアリアから飛来したところ・・・
ガンダール・ミリアリアⅡはこれとドッキング。
「さあ・・・
いきますよアメテ!
実戦授業です!」
「へ・・・
陛下・・・
先生みたいですね・・・」
「ええ。
王立学校の校長もしておりますので。」
ミリアムは、アメテに言った。
共闘!




