表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3126/3270

第3025話 黒猫の魔導師

「うわあああああああッ!」


ウィズにミサイルを撃った艦は、粉々に爆発四散する。


「ミサイル艦一隻撃沈されました!」


「バカな!

あの機体は、魔導士の機体だろう!?」


ミサイルを「返却」されたという話は、総司令は聞いたことがなかった。


「ならば・・・

神波動オーラレーザーだ!」


無数の神波動オーラレーザーがウイズ機を襲ったが・・・


「父上からもうるさく言われています。

心ならず買ってしまった品は、ただちにお返しせよと。

すなわち、「クーリングオフ」です。」


ウィズは、神波動盾オーラシールドを展開し、全て「返却」する。


「バ・・・

バカな!」


総司令は絶句する。


「このキティルハルム大魔導士隊隊長のウィズ・アルムをなめていただいては困ります。

そう・・・

キティルハルム大魔導士隊は・・・

リシテアールでは、「最強」なのですよ。」


一人で戦っているが。


「宇宙に出るより以前から・・・

魔法だけで十分戦えた部隊です。

技術の向上にて、格闘も補完可能となっていますね。」



ミリアリア艦橋・・・


「違うの!

確かに、言ってることは間違ってないの!

けど、あのミサイルを掴んだのは、ウィズの身体能力なの!」


ユニィが抗議した。


「やはり、一級貴族の騎士の家系の魔導師は、身体能力も高いですねえ・・・」


私は爪を爪とぎで整えながら言った。



「さて・・・

そろそろコケにしてくれた「賠償金」をいただきましょうか?

陛下や父上にも残りますが・・・」


ニヤリと笑い、印を結ぶウィズ。


「残念ながら私には、リケ様のように「コケ」を召喚するような器用さはないので。」




コワい!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ