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第3010話 エロサウルスの指南2

「え!?」


アロームの手に、光が集まり、金属の塊になる。


「オリハルコンだし。

砕いてみるし?」


アロームは、おもむろにオリハルコンの塊を渡す。


「ど・・・

どーやってつくったんです!?」


「空気中に、いろいろ元素があるし。

ミリアム陛下に至っては、炭素をがっちり合成して、金剛石ダイヤモンドの吹雪にして飛ばせるし。」


アメテ自身、炭素の組成の違いで、金剛石ダイヤモンド、木炭、石墨があることは知っていたが・・・


「むん。」


アロームは、もう一つオリハルコンを作り出し・・・


思いっきり握る。


すると、バラバラと塊は砕ける。


「ウソ・・・」


「ウソじゃねーし。」


「あんた・・・

恐竜でしょ?」


「そーいうバカ力じゃないし。」


事実、アロームは力を入れていなかった。


「ど・・・

どーやったんです?」


「この宇宙の物質全部、細分化すると原子なんだし。

神波動オーラ使うと破壊できるし、再構成もできるし。」


「す・・・

すげえ・・・」


「当たり前だし。

ウチの惑星では、これを動力に使ったりしてる上・・・

神々は比較にならんし。」


「できるの!?」


「できるし。」


アロームは、情報版メディアボードを操作して動画を再生する。


そこには・・・


「にゃーッ!」


バナナのたたき売りが、オリハルコン製のバナナフィギュアを叩き壊すシーンだった。


「この商人・・・

よくいるバナナのたたき売りだけど、独自のスタイルだし。」


「こ・・・

この人・・・

「一般人」?」


「そうなんだし。

軍人でも騎士でもないし。」


基準がおかしい・・・

よくでてくるバナナのたたき売り・・・

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