表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
311/3270

第305話 どん米のパスタ

ユニィ、アルムス、ファクトリア、ニニギ、ケイジ、実験用マウス一号、実験用マウス二号の前に、パスタのような料理が並ぶ。


「どん米のパスタにゃ。」


ファトリアが、フォークで口に運ぶ・・・


「うまいにゃ!

合わないと思った山クラゲと、メシマコブがまた・・・

それと、「特製ソース」と蛸酢の組み合わせがいいにゃ!」


「まさか、メシマコブがこうも化けるとは・・・」


「うう・・・

あのソースの色だけは・・・」


人間体の実験用マウス二号は、なおトラウマのようだ。


「・・・用途は広そうだにゃ・・・

まったく・・・

どうして、錬金術師といい科学導師といい、こうも変なモンをつくる奴が多いにゃ・・・」


アリアは、ため息をついた。


「おいしいの。

でも、変なの・・・

普通の米粉パスタのようなのに、「原料」がわかってるだけに違和感が半端じゃないの・・・」


ユニィが、率直な感想を述べる。


そのとき、店のテレビが、「銀河客船9999」を流し始めた。


これまた、古いアニメだ。


「女王マグネシューム!

年貢の納め時にゃ!」


主人公の「鉄子」が、ナップザックから「パイナップル」状の物体を取り出す。


「あちしが、徹夜で作った「手榴弾パイナップル」にゃ!」


まんまか・・・


「ま・・・まさか・・・」


機械女王マグネシュームは、狼狽する。


「やめんか!」


「喰らうにゃ!」


鉄子は、「手榴弾パイナップル」を投げつけ、火炎魔法を放つ。


「ぎゃあああああッ!」


「金属のくせによく燃えるにゃ!

名前の通りに!」




「なんで、こういうアニメを流すの・・・?」


「趣味にゃ!」


人のことは言えない・・・

「銀河客船」のモトネタは・・・

お判りの方・・・

多いかと存じます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ