第3010話 エロサウルスの指南
キティルハルム艦隊・・・
そこに、昼寝をしている猫耳の女神がいた。
「あの~・・・
アメテと言いますが・・・
平和神リケ様ですか?」
アメテは、恐る恐る尋ねる。
「にゃ。
アンタのことは、あちしの巫女のアロームに任せてあるにゃ・・・」
「は・・・
はい・・・」
神でしょアンタは!と思いつつ、従属竜アロームの部屋へ行く。
ドアが開きっぱなしになっており・・・
そこには・・・
「コレ・・・
エロいんだし・・・」
一人の女性が、情報版を見ていた。
よく見ると、恐竜の尻尾が生えている。
「よくきたんだし。
私は、リケ様の従属竜アロームだし。
巷では「エロサウルス」って呼ばれてるし。」
すっと立つアローム。
「アンタは、私からすればド素人だし。
まず、瞑想をするし。」
「め・・・
瞑想!?」
「アンタの神波動は、まだ付け焼刃だし。
神波動動力炉を使えるくらい程度じゃだめだし。」
「え!?
瞑想!?
組み手とかやらないんです?」
「そんなモン、まだ先だし。」
「う~・・・」
文句たらたらで、目を閉じるアメテ。
「精神統一だし。
できれば、波紋のない水面をイメージするし。」
アメテは、言われた通りにしてみる。
すると・・・
「これは・・・
初心者とは思えん神波動だし!」
アロームは、思案し始める。
「まず、どこから始めるし?」
アメテは天才だったようです。




