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第3001話 火事場泥棒

「くそッ!

せっかく終戦し、復興とともに向こうの技術が入ってくるというところだったのに!」


創造神王クリエスが、超弩級要塞空母艦タルタロスの艦橋で叫んだ。


味方の戦艦が爆散する。


「こういうのをあっちでは・・・」


創造神妃セリネが言いかけると・・・


いきなり背後から戦艦が飛び出してきて敵艦を殴って爆戦させた。


「「火事場泥棒」と言います。」


戦艦は・・・


キティルハルムの旗艦・ミリアリアだった。


「全砲門開け!

発射ッ!」


キティルハルム艦隊が、敵艦隊を一掃した。


「恩にきる!」


「何。

こういう人の足元を見る輩が嫌いなだけですよ。」


通信でミリアム女王は、にっこりと笑った。



「全滅!?

15000隻の艦隊が全滅だと!?」


アビス宇宙では、その報に大騒ぎだった。


「おのれ・・・

別の宇宙とは言え・・・

人間の援軍にやられるとは!」


「しかも・・・

キティルハルム艦隊だと!?

たった一つの惑星のたった一つの国の軍隊か!?」


「だが・・・

女王座上艦がやたらと強いと聞く・・・」


アビス宇宙の神々は、震え上がった。


「・・・では・・・

何をしてくるかわからんな・・・」


「うむ。

ミリアリア・イスレ・キティルハルム女王・・・

当人だけでなく・・・

家臣もアホがいるようだ。」


立体映像が投影される。


そこには、敵艦から部品を盗む機体の姿も・・・


そればかりではない。


珍妙な光線を撃ってくる女まで・・・


「どうでてくるのか・・・」

戦艦で殴ります。

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