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第2998話 新生

まばゆい光がその空間を埋めていく・・・


私は、悟った。


これは・・・


「これが、創世だ。

ミリアム女王よ。」


シェス神が言う。


そうして・・・


光が消え・・・


巨大な図書館が残る・・・


ん?


フォーチュナー神の傍に、三柱さんにんの神が控えている。


「宇宙神スペーシアです。」


「大地母神アースです。」


「司書神ビブレスです。」


フォーチュナー神は、ビブレス神に杖を授ける。


「君に、この新しいタルタロス宇宙の門番と他の宇宙の外交の役を与える。」


「ははッ!」


やがて・・・


「これより、終戦交渉の準備を致します。

ご迷惑をおかけいたしました。」


フォーチュナー神は、深々と頭を下げた。


「日取りは後程な。」


シェス神が言う。


私は悠久の図書館(エターナルライブラリ)を振るった。


扉をくぐり、祭祀惑星ウリナラースへと出る。


「え?」


祭祀惑星のそこには、荘厳な神殿が・・・


「ここは・・・

私が創成した議会神殿です。

父の構築した要塞は、ふさわしくないので、消しました。」


フォーチュナー神は、微笑んだ。


「手痛い教訓でした。

思えば・・・

あなたがたも、こんな思いをして平和を築いてきたのですね。」


「経験も知識もなければ、学べません。」


私は言った。


「用があったとき、深淵の図書館(アカシックレコード)を通じて人や神を送ってよろしいでしょうか?」


「かまいませねぬぞ。

もっとも・・・

こちら側は・・・

時として、入り浸っている女王がいる場合があるが。」


シェス神が言う。


誰のことだよ。

新生です。

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