表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3091/3270

第2994話 創世への暗闘

別の空間・・・


「おお・・・

司書神カイロス様。」


宇宙を模した空間に、少年の姿の神がいた。


「おかげさまでこのタルタロス宇宙も安定しそうです。」


「そうか。

ってか・・・

本来、別宇宙同士・・・

深淵の図書館(アカシックレコード)が繋がるのが当たり前なんだけどね。」


司書神カイロスは、ジト目で言う。


「ウリナラース神は、変な欲を出して深淵の図書館(アカシックレコード)をつくらなかったか・・・」


刻一刻と、情報が集まり、巨大な本棚が次々と出現する。


「あーあ・・・

これでトトのヤツにもまた文句言われるぞ・・・

ブラック労働モンだって。」


なにせ・・・



「すげえ・・・

トト様の手が見えねえ・・・」


ショータが口をぽかんと開けていた。


「これが「書記神」の力だ。」


シェス神が説明する。


個人端末パソコンでも膨大なデータを記録するであろう?」


「それと一緒で、「バックアップ係」が必要ってことか。」


「うむ。」


「私たちとてタルタロス宇宙を崩壊させる気はありませんから。」


私が言う。


「ただなあ・・・」


「この神様・・・

自分自身を深淵の図書館(アカシックレコード)にして何かあっても、誰にも攻撃できないようにしていたようだねえ・・・」


アルナスとジョルジュが、解説する。


「きたねえ!

自分自身を「人質」にして保身していたのかよ!」


「だろうねえ。

そうすれば、自分が倒れれば、宇宙が崩壊する的な?」


ルカ神が、炎の矢を作り出しつつ言う。


「「神」がしてはならないことです。」


アリーナ神が、冷徹に分析する。


「さて・・・

創世への暗闘(ネオジェネシス)といくか。」


シェス神がニヤリと笑った。

バックアップです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ