表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3090/3270

第2993話 宇宙そのもの

「ぐ・・・

おおおおおおッ!」


ウリナラース神は、攻撃もできず防戦一方となっていた。


「だりゃあッ!」


私は、悠久の図書館(エターナルライブラリ)を振るった。


原子崩壊覇アトミックディザスター!」


原子崩壊の魔法を、ウリナラース神に叩き込む。


「ぐ・・・

こ・・・

この私は・・・

このタルタロス宇宙そのものなのだぞ!」


ん?


「そうか・・・

そういうことか!」


シェス神は、何かに気付く。


「「深淵の図書館(アカシックレコード)がこの宇宙にはないのだ!」」


私とシェス神が同時に言う。


「バカな!

そんなことが・・・

いや・・・

と、言うより・・・」


アルナスが、叫んだ。


「彼自身が、このタルタロス宇宙の深淵の図書館(アカシックレコード)か!?」


ジョルジュも言った。


「どうりで、コピーとはいえ・・・

深淵の図書館(アカシックレコード)による攻撃をしてこないわけだ!」


そこに・・・


「適当な司書神と、書記神をこちら側タルタロス神から選出致しました。」


鳥の頭の神が歩いてきた。


司書神カイロスの眷属、書記神トトだ。


「さて・・・」


彼は私たち三人を見る。


「三賢人にお願いします。

私が、データを転送いたしますので・・・

ウリナラース神の「深淵の図書館(アカシックレコード)」の情報を送ってください。」


その言葉に、私たちは構えた。


「ま・・・

まさか・・・

バックアップを取る気か!?」


「はい。

そもそも私たちは、あなたを倒すことが目的で、このタルタロス宇宙を崩壊させるのが目的ではありませんから。」


トト神はにっこりと笑う。



キター!

トト神!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ