第2990話 超魔法
私が呪文を唱え始める。
「我が宇宙の大いなる知識よ!
我らの前に集え!」
アルナスとジョルジュが、魔法力を集中する。
「「「深淵の図書館!」」」
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!
「「「お・・・
おおう・・・」」」
「にゃーははは!
これは・・・
宇宙のコピーの情報力!
すげえ威力にゃ!」
ナキが笑う。
「ナキよ。
「勝って兜の緒を締めよ」という言葉がある。」
シェス神は、ぴしゃりと言う。
「三賢人の超魔法なんです!」
キャノンが言うが・・・
「いや。
あの光が消える隙を与えず、銃士隊に砲撃隊よ!
撃ちまくれ!」
「「は・・・
はい!」」
銃士隊と砲兵隊は撃ちまくる。
「その間に・・・」
シェス神は、剣を掲げる。
光の中・・・
「お・・・
おのえッ!
ッ!?」
怒り狂うウリナラース神だが・・・
「さすが理解したか。」
ニヤリと笑うシェス神。
「この創造神帝の戦いの姿・・・
見せてくれる!」
シェス神の身体が輝き・・・
次の瞬間・・・
彼の姿は、黄金の鎧を着た姿に変わっていた。
「コレなるは・・・
創造と破壊の竜の「神の鎧」の姿。」
「悪神めがあああああああああああああああッ!」
「くッ・・・
無理ありすぎだろこの術!」
「厄介なことに僕らしか制御できないんだよね!」
そう。
言ってみれば、この術・・・
コピーとはいえ、宇宙の質量をぶつけるようなものだ。
だが・・・
超絶攻撃魔法!




