表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3085/3270

第2989話 ジョルジュ吶喊

「ようやっと、ここまできましたか。」


私は、破壊の進んだ内部を見て言う。


「なるほどねえ・・・」


ジョルジュが、すたすたと歩いてくる。


「ここらで、僕もやるかねえ・・・」


ジョルジュが右手に黒い魔法力・・・


左手に輝く魔法力を出す。


「うおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!」


光と闇の魔法を融合させる。


「くくく・・・

陛下やアルナス卿にできるんだ。

僕にできんワケがないさ。」


そのまま、混沌の光へ変え、弓のように弾き絞る。


消滅波動矢イレイズアローッ!」


ジョルジュが放った光が、通路を貫通した。


「おお!

今なら攻め込めるにゃ!」


ファクトリアが興奮気味に言う。


「では行こうではいないか!」


シェス神の言葉に、一同はうなづく。



祭祀惑星ウリナラース中枢・・・


「クソッ!

神と戦い慣れした連中だ!

進撃がはやいぞ!」


守りの神族は、あらかた討たれている。


特に、ナキ・ミケランジェロの非常識ぶりには目を覆う。


「あの女は、モーニングスターを起床用に使っておるのかッ!?」


目を醒ますどころか、永遠の眠りにつきそうだ。


「急ぐ必要がある!」


焦りつつ、融合を進めるウリナラース神。


だが・・・


その行為は、彼にとって最悪な結果を引き起こす。


それは・・・


「不完全な融合」を進めるだけとなるからだ。


「おのれ・・・

よもやあれほど人間に「規格外」がいるとは!」





意外に、こういう存在がキーマンになるんです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ