第2985話 銃神隊全滅
祭祀惑星ウリナラース中枢・・・
ズウウウウウウ・・・ン・・・
「くッ・・・
外から撃っているのは、大地母神ガイアかッ!」
祭祀惑星ウリナラースの成層圏から、ガイア神は攻撃していた。
「くッ・・・
小娘のナリをして!」
ある戦神が言う。
「私なような「ロリババア」を相手にしてどうします?」
「ひッ!」
その表情は、「母なる女神」の表情ではない。
「くくく・・・
似たような「小娘」なら・・・
ルカ神がいますよ?」
ウリナラース通路・・・
「「「うぎゃあああああああああああああああああああッ!」」」
人鼠銃士隊の総攻撃が、銃神隊を壊滅させていた。
「窮鼠猫を嚙む・・・
よく言ったものです。」
私は呟いた。
「君もよく言うよ。
「噛んできたネズミをかみ殺すネコ」のくせにさ。」
「敵は容赦しません。」
ジョルジュの軽口に応える。
「ジョルジュ様!」
隊長が声をかける。
「キティルハルム砲兵隊が到着したとのことです!」
「それは重畳。」
キティルハルム砲兵隊。
それは、新兵器「小型神波動砲」を携帯した部隊だ。
特に集団や硬く分厚い壁に特化している。
「え?
待つ必要はない?
そのまま進め?
わかりました。」
通信を終え、ジョルジュを見る隊長。
「うん。
進め!
強敵が出たら、僕たち三賢人や神々が出るさ。」
ジョルジュが、ニヤリと笑った。
凶悪ですねえ・・・




