第2981話 三賢人最強
「なるほど・・・
聞いたことがあるぞ・・・
リシテアール三賢人最強のアルナス・ライテスとは貴様か・・・」
「それは、分野によって違うがな。」
アルナスは、刀・・・
「ナカソネコタツ」を構えた。
「私も刀剣を鍛えるのが好きだが・・・
ここのミリアム陛下には劣る。
これなるは・・・
友であるミリアム陛下が鍛えてくださった刀だ。
銘は「ナカソネコタツ」という。」
その構えは・・・
「実のところ・・・
私の使う「トラルティール騎士団流」は、剣より刀向きなんだ。
だからこういうこともできる!」
強烈な踏み込みで、連撃を繰り出すアルナス。
「奥義・ティアムレットバースト!」
「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおッ!」
剣神は、受けるのに精いっぱいだ。
「「神」だけのことはある。
これを八割までとはいえ受けるとは。」
「な・・・
なんという・・・
亜神とはいえ・・・
人間かッ!」
ところどころ刀傷を受け、剣神は狼狽している。
だが・・・
「おおおッ!」
剣神は、蹴りを繰り出し、打ち合いから脱する。
「はああああああああああああッ!」
神波動を高めて、戦闘力をあげる。
「これは私も勝てんな・・・」
ニヤリと笑うアルナス。
実力差は、相手の方が上なのだが・・・
「光輝大増幅!」
アルナスの全身が発光する。
「こ・・・
これは・・・!?」
「この術で、戦闘力をいくらでも強化できる。」
アルナスは、再び構えた。
界〇拳!




