第2973話 来訪のワケ
「時間がありません。
彼は中枢と融合しようとしています。」
ガイア神は、切羽詰まった表情をしていた。
「これが・・・
データです。」
ガイア神が示したモノ・・・
「惑星・・・
二重構造・・・?
って・・・
核部分に・・・
超弩級要塞空母!?」
つまり・・・
「そうですミリアム女王。
最後には・・・
十中八九・・・
それと融合します。
なるべくすみやかに、攻略するため、私がきました。」
この私とシェス神だけで足りんとは・・・
「では・・・
ガイア様の攻撃の後・・・
主要攻撃部隊で、攻めるのがよいか。」
祭祀惑星ウリナラース・・・
「ついに・・・
地底神殿に入る時がきたか!」
ウリナラース神は、神殿内のエレベーターに乗る。
そして・・・
「よもや・・・
ここにくるとは・・・」
ウリナラース神が、バイオテクノロジーと機械工学の粋を凝らして何万年もかけて構築した神殿だ。
「まさか・・・
守りに入って、こちらの戦力をごっそり削ってくるとは・・・!
「人間」と・・・
「猫」と侮って、痛い目をみたわ!」
宇宙空間・・・
「はあああああああああああああああああッ!」
ガイア神が合掌し、片手を下に滑らせていく。
そこから神波動の攻撃がほとばしる!
「奥義・フォトンストリーム!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ・・・
その攻撃は、タルタロス宇宙艦隊に穴を開ける。
「全軍・・・
総攻撃!」
シェス神の号令が響いた!
さて・・・
祭祀惑星ウリナラースの元ネタは・・・




