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第2965話 帝都騒乱

「わあああああああッ!」


逃げ遅れた子供が、倒れてくる柱の下敷きになりそうになる。


が・・・


そのとき、一人の猫耳の若い男が、杖で受け止める。


「あれは・・・

ファルティア帝国の皇帝ファルティアだ!」


「首を取れ!」


グラース兵が、男・・・


ファルティアに襲い掛かった。


が・・・


火炎波動フレアウェーヴ!」


片手から、火炎魔法を放ち、敵を焼き尽くす。


「痴れ者め!

自国民を巻き添えにするかッ!」


そこに、人狼ワーウルフ系の騎士たちが集まってくる。


「ご無事ですか!?」


「ああ。

それより、この子供を頼む。」


ファルティアは、ふっとため息をつく。


「首都防衛のために必死になるのは構わんが・・・

住民ごと敵を排除しようとは・・・」


その子供は、ファルティアを眩しく見つめていた。


「だいたい・・・

「お国のため」と言いつつ、税を上げまくり・・・

あげく、侵略と放蕩を繰り返すからこうなるのだ。」


それを、唐揚げさんは見ていた。


「生中継・・・

できてるぜ。」


「ご苦労だ。」


「いやあ・・・

このようすは、全惑星に中継しているぜ。」


やがて唐揚げさんは飛んでいく。


「あ・・・

あの・・・」


子供は、恐る恐るファルティアに話しかける。


「非難キャンプを仮設している。

君のご家族がご無事なら、そちらにおられるだろう。」



この様子は・・・


唐揚げさんの電動虫によって、全惑星に中継された。


なりふり構わずってね。

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